飛騨大鍾乳洞
飛騨大鍾乳洞は昭和40年に故「大橋外吉」により発見されました。
その後開発をへて昭和43年6月15日より観光鍾乳洞「飛騨大鍾乳洞」としてお客様にご覧いただけるようになりました。標高900mの場所に位置し日本にある観光鍾乳洞のなかでは一番標高が高い場所にある観光鍾乳洞となっています。この地からはウミユリ・フズリナなどの化石も発見されていて2億5千万年前はこの地も海の底だったのです。
●飛騨大鍾乳洞の鍾乳石の特徴
 
   ▲ヘリクタイト(ねじれ石)
上からねじり曲がりながら垂れ下がる。
学術的にもめずらしい鍾乳石です。
日本の観光鍾乳洞では当地一番多く見られます。
  ▲ストロー(鍾乳管)
白くて繊細な鍾乳石がとても美しいです。
  ▲竜宮の夜景
当鍾乳洞で最も幻想的な場所です。
  ▲洞穴サンゴ
結晶状の細かい鍾乳石の集まりです。



飛騨大鍾乳洞マップ PDF
 飛騨大鍾乳洞 平面図
 
●鍾乳石の種類   (あぶくま洞資料)

鍾乳洞の科学

洞穴(どうけつ)について

洞穴とは、崖や岩などにできた「ほらあな」のことです。洞穴には形成する岩石による分類やでき方による分類でいろいろな呼びかたがあります。洞穴を形成する岩石による分類では、石灰岩でできているものを石灰洞、溶岩でできているものを溶岩洞、砂岩でできているものを砂岩洞などと呼びます。また洞穴のでき方による分類では、雨水や地下水が岩石を少しずつ溶かしてゆく溶食作用によって形成された洞穴を溶食洞、雨水や地下水または波などによって岩石が削り取られる浸食作用により形成された洞穴を浸食洞、火山の噴火により流出した溶岩の中に形成された洞穴を火山洞など呼びます。

石灰岩と石灰洞について

地球はさまざまな岩石で作られていて、石灰岩、花崗岩、砂岩、玄武岩、凝灰岩など多くの岩があります。石灰岩とは、サンゴ・海百合・フズリナ・二枚貝・有孔虫などのカルシウム分を多く含んだ海中生物の死骸が長い時間をかけ積み重なり、岩石になったものです。この石灰岩は酸性の水に溶けやすく、石灰岩の隙間にしみこんだ雨水(空気中の炭酸ガスを吸収し地上の土の層を通ることで酸性となったもの)の溶食作用により空間ができます。このように石灰岩にできた溶食洞が石灰洞です。

鍾乳洞につて


○鍾乳洞とは
飛騨大鍾乳洞のように鍾乳石がある洞穴を鍾乳洞と呼びます。その多くは石灰岩からなる石灰洞です。

○鍾乳石とは
雨水により石灰岩の主成分である炭酸カルシウムを溶かした水が、洞穴で再び固まり石となったものが鍾乳石です。