順 路Route
ご案内・ご注意
飛騨大鍾乳洞は、第1洞~第3洞までの3つに区分されています。
それぞれに出口が設けられており、特に第2出口より先は急な坂道になりますので、足腰の弱い方・体力に自信のない方は第1出口、または第2出口で出られることをおすすめします。
鍾乳洞入口から第1出口までは(約10分)。第2出口まで約20分。第3出口まで約30分。
【第3出口から駐車場まで約8分】※所要時間は目安です。
鍾乳洞おすすめスポットを紹介!Reccommended Spots of the Cave
竜宮の夜景第1洞
入場してすぐの、飛騨大鍾乳洞の序章。青く照らされた地下水の上に広がる蒼白の鍾乳石は最も神秘的な世界を演出しています。
夢の宮殿第1洞
飛騨大鍾乳洞は、鍾乳管(ストロー)と呼ばれる、つららのような鍾乳石が多く見られることが特徴。
愛深スポット第2洞
第1洞と第2洞を結ぶ地下トンネル。様々なLEDライトが幻想的な空間を演出。その名のごとく、このトンネルを通るカップルの愛は深まる!?
月の世界第3洞
辿り着くまでの道のりはかなり細いので要注意!洞穴サンゴで形成され、大胆な石の裂け目が見事です!
ほかにも見どころ盛り沢山!
疑似体験できます!
鍾乳洞豆知識
- 鍾乳洞のでき方
鍾乳洞のでき方
飛騨地方も2億5千万年前は海でした。海中のサンゴやフズリナから石灰岩ができました。
地殻変動で陸地となり、日本アルプスが誕生しました。
雨で山が削られて谷ができ、鍾乳洞の空間ができてきました。
谷が深くなって、山腹に鍾乳洞の入口ができました。
- 鍾乳石のでき方
鍾乳石のでき方
炭酸ガスを含んだ水が石灰岩を溶かします。
石灰分を含んだ水が洞穴の中で雫となって落ち、少しずつ鍾乳石になります。
鍾乳石が成長して石筍を作り、やがて石柱となります。
- 鍾乳洞の科学
鍾乳洞の科学
洞穴(どうけつ)について
洞穴とは、崖や岩などにできた「ほらあな」のことです。洞穴には形成する岩石による分類やでき方による分類でいろいろな呼びかたがあります。洞穴を形成する岩石による分類では、石灰岩でできているものを石灰洞、溶岩でできているものを溶岩洞、砂岩でできているものを砂岩洞などと呼びます。また洞穴のでき方による分類では、雨水や地下水が岩石を少しずつ溶かしてゆく溶食作用によって形成された洞穴を溶食洞、雨水や地下水または波などによって岩石が削り取られる浸食作用により形成された洞穴を浸食洞、火山の噴火により流出した溶岩の中に形成された洞穴を火山洞など呼びます。
石灰岩と石灰洞について
地球はさまざまな岩石で作られていて、石灰岩、花崗岩、砂岩、玄武岩、凝灰岩など多くの岩があります。石灰岩とは、サンゴ・海百合・フズリナ・二枚貝・有孔虫などのカルシウム分を多く含んだ海中生物の死骸が長い時間をかけ積み重なり、岩石になったものです。この石灰岩は酸性の水に溶けやすく、石灰岩の隙間にしみこんだ雨水(空気中の炭酸ガスを吸収し地上の土の層を通ることで酸性となったもの)の溶食作用により空間ができます。このように石灰岩にできた溶洞が石灰洞です。
鍾乳洞について
鍾乳洞とは
飛騨大鍾乳洞のように鍾乳石がある洞穴を鍾乳洞と呼びます。その多くは石灰岩からなる石灰洞です。
鍾乳石とは
雨水により石灰岩の主成分である炭酸カルシウムを溶かした水が、洞穴で再び固まり石となったものが鍾乳石です。
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歴史を映し出す万華鏡
大橋コレクション館
飛騨大鍾乳洞に併設されたコレクション館。
飛騨大鍾乳洞の発見者である「故・大橋 外吉」氏が集めた世界の美術品、装飾品など約1000点を展示。
なかでも、「戻ってきた金塊」!?は必見です。
コレクション館は鍾乳洞入り口の途中にありますので、ぜひお立ち寄り下さい。
≪鍾乳洞入場料にて見学自由≫
戻ってきた金塊 2007年3月18日、展示物の目玉であった金塊100㎏が強奪されました... → 詳しくみる
楽しみイロイロ!
飛騨大鍾乳洞では他にもこんな楽しみがあります。
- 岩魚たちの楽園
岩魚たちの楽園【冬季閉園】
×鍾乳洞見学後、駐車場へ戻るまでの通路沿いにある広々とした池を配した庭園に、数多くの岩魚の泳ぐ姿を見学できます。滝の裏側から岩魚をすぐ間近でも見ることができ、子供たちに好評です!
- 洞窟低温貯蔵酒蔵
洞窟低温貯蔵酒蔵
×洞内環境を利用して、洞窟内にて日本酒・焼酎・ワインを低温貯蔵。低温で長期貯蔵すると、まろやかになり、一味違ったお酒がお楽しみいただけます!お土産品としても最適で、貯蔵キープもできます!
- 氷の渓谷(冬季限定)
- 恋人の聖地
※画像をクリックすると詳細がご覧になれます。
戻ってきた金塊
2007年3月18日、展示物の目玉であった金塊100㎏が強奪されました。
その後犯人は逮捕され、金塊は返却されましたが、一部バーナーで溶かされ売却されたため、写真のような複数の塊となり戻ってきました。(71.7㎏/時価3億円)。現在は「戻ってきた金塊」の一部を、強盗前のレプリカと共に展示しています。
口コミ&ギャラリー
営業案内・アクセス
年中無休
4月〜10月 | 8:00 ~ 17:00 (閉館17:30) |
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11月〜3月 | 9:00 ~ 16:00 (閉館16:30) |
※営業時間が異なりますのでご注意下さい。
駐車場
バス20台、普通車300台(無料)
一般 大人(高校以上) | 1,100円 |
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小人(小・中学生) | 550円 |
団体(20名以上) | 大人 900円 小人 350円 |
※飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館共通です。
記載の電子決済ご利用いただけます。